ナレッジ・ラボ(Knowledge Labo)

TypeProjectYear2018-2023MemberMotoi Sadakane, Satoshi Takahashi, Tomohiro Yoneyama, Kentaro Yoshioka, Shotaro Yagi

ナレッジ・ラボ(Knowledge Labo)は、ナレッジマネジメントの現場実装と組織内定着を支援するユニットとして、KMOの思想と経験を継承・発展させる形で2018年より始動したコパイロツトの実践チームである。名称変更の裏には、それまでコパイロツト社内の探求活動であったナレッジマネジメントが、クライアントワークの中でも実践されるようになった背景がある。提供機能としてのKMOと混同を避けるため、探求の側面を強調すべくナレッジラボと命名された。プロジェクト型の働き方や人材の流動化が進むなかで、知識を組織に残し活用する仕組みが求められるようになった社会的背景を受けて、KMOで蓄積されたナレッジをより現場に近いかたちで浸透させていくことがミッションとなっている。

KMOが社内横断的なナレッジの可視化・蓄積を中心に据えていたのに対し、ナレッジ・ラボでは、各プロジェクト単位でのナレッジ収集・反映・共有を出発点とし、それを横断的に再構成しながら、チーム・組織の「学習力」や「自律性」を高めていく実装支援に主眼を置いていた。ナレッジマネジメントそのものをツールや制度として導入するだけでなく、日々の会議やふりかえり、コミュニケーション習慣のなかに組み込むことで、成果につながる「ナレッジの文化」を形成することを目指していた。