メソッドサイクル
TypeProjectYear2015 - 2016MemberMotoi Sadakane, Satoshi Takahashi, Kentaro Yoshioka, Hiroaki Takatsu
メソッドサイクル(Method Cycle)は、KMOが整理した、プロジェクトの現場で得た気づきを組織のメソッド(汎用性のある手法)へと昇華させ、運用・改善し続けるための枠組みであり、当時のナレッジマネジメントの主要な取り組みのひとつであった。その源流は野中郁次郎の知識創造理論(SECIモデル)にあり、個々人の主観的な「気づき」が、共有・コンセプト化・正当化を経て組織の形式知へと昇華していくプロセスとして捉えられている。2015年に理論の整理が始まり、2016年に各ステップの詳細が定義された。このサイクル自体もひとつの仮説として、アジェンダシートやWBS0といった実際のメソッドをサイクルに通しながら検証・改良が重ねられた。
このサイクルは具体的には、Post・Frame・Structure・Work・Updateの5つのステップからなる。これを通して、個々人のアイデアがチームで使える再現性のあるメソッドへと形式化され、社内展開されることが目指された。
- Post:コパイロツトメンバーそれぞれによる、現場での気づき(アイデア)の投稿
- Frame:KMOによる、アイデアからのコンセプト(意味を見出したまとまり)の抽出とストック
- Structure:チーム横断のワーキンググループ(WG)による、プロトタイプの作成・運用・修正を経たコンセプトのメソッド化
- Work:完成したメソッドのマニュアル化と、全メンバーへの展開・運用
- Update:WGによる振り返りと、フィードバック・効果測定にもとづくメソッドの改善・再展開