コパイロツト式会議術

TypeMaterialYear2015MemberMotoi Sadakane, Tomoki Aikawa

クライアント案件での実践を汎用化した方法論は「コパイロツト式会議術」としてまとめられた。これは2015年1月には「プロジェクト会議術導入による問題解決」として顧客向けに提案するパッケージとしてまとめられている。ここでは2〜6か月程度のプロジェクトを主な対象に、新規プロジェクトの立ち上げや、遅延・停滞したプロジェクトのてこ入れ・リスタートを支援する手法として位置づけられていた。ここに後のコンビルプロトタイプ v1へとつながる方法論の起点となる考え方を見ることができる。

会議術は「連続した会議を通じて問題を解決し、理想の姿へと近づける手法」と定義され、①最終ゴール(プロジェクトゴール)を意識してMTGを行う、②プロジェクトゴールから逆算して個別のゴールを設計する、③複数回のMTGを重ねてゴール達成を目指す、という3つの特徴を持つ。この考え方は、PJゴール・中間ゴール・MTGゴール・議題のゴールというゴールの階層として整理され、「議題のゴールはMTGゴールに貢献し、MTGゴールは中間ゴール・PJゴールに貢献する」という構造として捉えられていた。

運用にあたっては、まず「PJ設計会議」でプロジェクトの背景・現状・ありたい姿・数値目標とゴールを定め、続いて直近の最大12回のMTG(MTGユニットと呼ぶ)の工程を設計し、先のMTGユニットは意図的に策定しない方針が取られていた。各会議ではアジェンダ(基礎情報・議題・MTGゴール・必要書類・経緯)に議事録を追記する形式が採られ、会議終了と同時に議事録が完成し、それが次回のアジェンダの素材となる構造をとっていた。

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