Expansive

TypeProjectYear2021-2023MemberShotaro Yagi

エクスパンシブ活動とはプロジェクト推進のアップデートを行うにあたり、新たな方向への拡張を目指して2021年4月から2023年6月まで行われた「プロジェクト推進に関する研究」の総称である。フィンランドの教育学者ユーリア・エンゲストロームの提唱する活動理論の動態である拡張的学習に由来して「エクスパンシブ」と呼称し、この取り組みに参画するメンバーをコパイロツト内外に拡張することも目指した。

活動は「理論研究」「実証研究」「コミュニティ活動」の3つの領域に及んだ。「理論研究」はさまざまな学術分野の考え方を用いることでプロジェクト推進が提供する価値の明晰性を高めることを目的に、「実証研究」は価値の定量性を高めることを目的に、「コミュニティ活動」は実際に体験して方法論を理解し広める人を増やすことを目的に活動をした。それぞれ、「理論研究」はQuestトンネル開通実践的転回およびPTP連載や学会発表(学習パラドクス論文可能世界論スライド存在論的転回論文)など、「実証研究」はZipadee学会発表、「コミュニティ活動」はPCCというオンラインカレッジ等へと身を結んでいる。

Project Sprint Questの1つの柱となった本活動だが、Quest (のちのProject Theory Probe)の発足とともに活動を移管する形で発展的解消を迎えた。

当時コパイロツトブログで公開された「エクスパンシブ宣言」を参照:

エクスパンシブ宣言