Project Sprint Quest
TypeProjectYear2021-2022MemberMotoi Sadakane, Haruma Kikuchi, Shotaro Yagi, Kokoro Kagawa

Project Sprint Questは、2016年にコパイロツト社内に作られたKMOおよび後のナレッジ・ラボの探求を主に引き継いだ、プロジェクトを推進するための実践的な方法論やプロジェクトチームのあり方を研究するコミュニティである。当時、異なる観点で探究を重ねていたMethod、Expansive、Labが「実践が生まれる次元」について週次で対話を重ねながら、プロジェクト推進の未来を指し示すことを目指した。なお、各々のチームの取り組みは以下である。
Method
- 定例ミーティングを軸とするプロジェクト推進メソッド「Project Sprint」の構築を担い、実践知・理論知・体験知を取り込んでProject Sprintを進化させる。
Expansive
- プロジェクトの原理を学術研究に基づいて分かり易く整理することで、実践者および研究者がともに探究できる基盤をつくる。
Project Sprint Lab
- プロジェクトに取り組む人々の行動を、プロトタイプによって再現・模倣可能にすることで、その社会的なパターンや実践の背後にある心理や認識のあり方をより深く理解し、一般化する機会を作る。
3つのチームは観点こそ異なれど「新しい価値を創造することを目指すプロジェクトチーム」のための、現代的な理解のフレームや方法論を作りアップデートすることを目指していた。具体的な議論テーマは、ビジネス・アジリティやアジャイル・リーダーシップの流れを汲む方法論であるProject Sprintを中心に、ビジネス・ツールのプロトタイプやプロジェクト評価手法の開発、研究論文の発表内容などである。
のちにProject Sprint Questは、現場と接続しながらPJSのアップデートを続けるMethodと、「遠くへ行く」ことを志向するLabとExpansiveが袂を分ち、後者がQuestへと引き継がれる形で発展的解消を迎えた。
詳しくはウェブサイトを参照:
Project Sprint Quest